生産性の可視化で失敗しない働き方改革|見た目だけを気にしたダイエットをしていませんか?

働き方改革

働き方改革の真の目的は「生産性向上」

働き方改革というと、とかく長時間労働の抑制に目が行きがちですね。
社員にとっては、「早く帰れる・自由な時間が増える」というようにプライベートを充実させられるかもしれません。
また、企業にとっても、数値的変化が分かりやすく、”やった感”はあるかもしれません。

しかし、働き方改革とは、本当にそれが目的でしょうか?

働きすぎ日本と言われる中では、残業を減らすことも一理あるかもしれませんが、一番は、単に減らすだけではなく、少なくなった業務時間をいかに生産性高くするかです。 そして、結果、無駄な出費を抑え、競争に打ち勝ち、事業を発展させる・・・ これが真の目的です。

 

ダイエットと働き方改革

残業抑制・有給取得など目に見える数値の向上を目指した働き方改革は、ただ見た目を気にしてがむしゃらに体重を落とすだけのダイエットと似ていませんか?

本来、ダイエットの目的は、健康的な状態を維持しつつ、自分に合った体型を作るのが目的。「流行っているから」「成功している人がいるから」と流行りに乗って実行しても、一時的には体重が落ちてもリバウンドしたり、または、全く成果がなく辛い思いだけが残ったりします。
重要なのは、「その人に合ったダイエット方法かどうか」・・・ それを知るためには、まずは体の状態を知ることが大切です。

なりたい自分をイメージし、なぜ太ったのかを理解し、自分の体の今の状態を把握しながら計画的に進めるのが、成功するダイエットです。

現状を把握する指標「3つの間」とは

PDCAを回す具体的な例として、時間(行動)・人間(組織)・空間(環境)という生産性に大きく係わる「3つの間」から分析する方法があります。

これはオフィス学の第一人者である東京大学大学院経済学研究科・稲水准教授も提唱されている手法であり、時間の使い方・組織の在り方は言うまでもありませんが、それを取り巻く環境が、生産性に影響を与えていないはずはないという考えに基づきます。

業務が違えば、必要な環境は違います。環境が変わることで、気分を変えることもできます。また、ダイバーシティや女性活躍推進の視点からも、働く環境は大きなポイントになっています。

時間(行動)を効率的に使うことができたとき、空間(環境)を有効的に使うことができたとき、その中で、人間(組織)がうまく機能したとき、生産性が上がっていく。

この「3つの間」の関係性から課題を可視化していくことから初めてみてはいかがでしょうか。 

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「未来」のヒントを可視化する

「現状」だけではなく、「理想」も把握していくことはとても重要です。

現状把握=課題の可視化のイメージが強く、「課題が分かっても、どう処理してよいか分からない」「社員にどう伝えてよいか分からない」といったネガティブな印象を持たれる方が多いのではないでしょうか? 

しかし、「理想」を併せて聞くことで、「こうなったらいいな」というポジティブな視点を加えることができ、現状の課題と共に、その課題をどのように解決していったらよいかという「打ち手(課題改善)のヒント」に繋げることができます。

そして、何より、実施者自身が自らの働き方の「棚卸」ができ、ライフ・ワークスタイルを見直すきっかけ作りにもなります。 

生産性可視化の事例

「働き方を変えたい」とお考えの企業様がいらっしゃいました。

プロジェクトメンバーは総務が中心。社員の多くは”結果”しか知ることのない「受け身」の立場でした。多くの企業様がこのような状態だと思います。

しかし、徹底的な現状の把握を実施し、その結果がこのプロジェクトに大きなヒントを与えました。「そうだろう」と思っていた課題も、役職や年代・性別でその大きさが違ったり、「大丈夫」だと思っていたものも実は重要な課題だったりと、見えていなかった課題・改めて意識させられた課題が可視化され、現場を把握する重要性に気付くきっかけになりました。

結果、プロジェクトに多くの社員を巻き込み進めることで、社員も皆さんも「係わること」の楽しみや、貢献意欲の芽生えになりました。

生産性可視化を効率化するツールとは

「労働時間が長いわりに、生産性があがらない」「生産性のバラツキに悩んでいる」

こういった課題は、大小の差はあってもどの企業様もお持ちだと思います。
「働き方改革はしたいが、そもそも何から手をつけていけばいいのか分からない」「課題ばかり出てきても困る」といった企業様も多くいらっしゃると思います。

そのようなときは株式会社ティーズブレインの『働き方パフォーマンス診断』のようなツールを活用してみてはいかがでしょうか。

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「今できること」から始める働き方改革

何かを変えることは簡単ではありません。また、大きな負荷は長続きしません。
小さなキッカケを積み重ねることで、大きなキッカケを生むことができます。
「現状把握」という小さなキッカケから、「課題の明確化」「改善施策のヒント」「改善施策の優先順位付け」を行うことで、大きなキッカケを掴む。
「今できること」から始め、継続的にPDCAを回し、大きな自信へつなげる。

これは、わたしたちが考える「働き方改革」です。

参考: