テレワークの導入で、時間管理ツールが大活躍⁉

働き方改革

テレワークの導入で、時間管理ツールが大活躍⁉

「働き方改革」の実現により、テレワークの普及が進むと予想されます。そこで重要となるのが労働時間の管理方法。長時間労働を招くことのないようにするには、どうしたらよいのでしょうか。今回は、対策のひとつとして時間管理ツールの活用方法を紹介します。

会社以外で勤務する、労働時間管理は?

テレワークの導入支援が「働き方改革実行計画」に盛り込まれています。これは、自宅勤務・サテライトオフィス勤務など、場所や時間の制約にとらわれず働こう、というものです。
テレワークが実現できるようになった背景には、モバイル端末の普及があります。スマートフォン、タブレット端末などの高性能化・低価格化・日常化により、可能になることが増えたのです。

テレワーカーが自分の時間を管理するには

テレワークが導入されると、その労働時間をどう管理するかという問題が浮かんできます。テレワーカー自身が管理する場合、どんな方法が適しているでしょうか。そこで紹介したいのが、時間管理ツール(タイムトラッキングツール)です。パソコン、スマートフォンなどさまざまなデバイスで使えるガジェットの1つです。操作も簡単で、仕事を始める時にスタートボタンを押し、終了時にはストップボタンを押すことを繰り返すと累積時間が表示されます。自分用にカスタマイズすることで、作業別、日別、月別など知りたい時間が一目でわかるようになります。アプリケーションは無料のものも含めて多数販売されています。自分に合ったものを見つけることで、自宅勤務においてもすっきりと労働時間が把握できるでしょう。

使用者・労務管理担当者は?

詳細な労働時間データを得るための方法として、クラウド型勤怠管理システムの導入があります。テレワーカーはパソコンやスマートフォン・携帯電話などから勤務予定を入力し、申請。使用者は、やはり普段使っているデバイスから承認するという流れが、リアルタイムで行われます。

テレワーカーは、勤務実績を入力する時に時間管理ツールを使っていると必要なデータが常にそろっているので手間が省けるでしょう。使用者側は、勤務実績が予定と大幅に異なっている場合、月に1回の集計を待たずに確認できます。よって、離れた場所にいる労働者に対しても即時に対応ができ、長時間労働の抑制にもつながるのです。更にデータの自動集計やグラフ化、一元管理も可能となるなど多くの利点があります。テレワーカーの労働時間管理にも適した方法といえるでしょう。

労働時間に該当する時間とは

労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドラインには、労働者の行為が労働時間に該当するか否かの明確な記載があります。

労働時間の考え方

労働時間とは、使用者の指揮命令下に置かれている時間のことです。しかし、今までは、曖昧なところが多々あり、労働時間なのかどうかわからない時間がありました。いわゆるグレーゾーンと呼ばれてきたところです。具体例として、事業場内での就業を命じられた業務が終わった後の掃除があります。業務に関連した清掃(後片付け)を行った時間は、使用者の指示によるものになるため労働時間に該当します。

テレワーカーが労働時間を自己申告する場合に、使用者が講ずべき措置

テレワークの導入が進むと、労働時間を自己申告する労働者が増えることが予想されます。そうなった場合、使用者・労務管理担当者が講ずべき措置が大きな負担となるでしょう。先に紹介したクラウド型勤怠管理システムは、この負担を軽減する利点もあり、有効な対策のひとつです。

時間管理ツールのメリットを活かす方法

仕事の締め切りを自分で設定するといった、より意識的な労働ができるようになります。それはモチベーションの向上につながるでしょう。一日のうちで無駄な時間をみつけやすく、改善できるメリットもあります。時間管理ツールを上手に使うことにより、自己の生産性を上げることさえ可能になるのです。

テレワークにおいて長時間労働を防ぐためには

離れた場所にいるからといって長時間労働がなくなるわけではありません。しかし、同じ事業所内で働いていない分、長時間労働を把握しリアルタイムで是正していくには工夫が必要です。効果的な方法には、どのようなものがあるでしょうか。労働者は時間管理ツールの活用により、自らの労働時間を管理することが簡単になります。使用者はクラウド型勤怠管理システムの導入で、リアルタイムに労働時間データを取得できます。即時対策をとることができるようになるため、長時間労働の抑制に効果的な方法のひとつでしょう。


参考: